遙山 書作展

遙山の「宇宙」への誘い 古き平安の昔から、墨の香りや紙の滲み、そして硯を撫でる幽かな音が心を和ませる 「書」の世界は、今日まで日本の文化として、人々の生活(くらし)の中にそれぞれ の色彩を放って参りました。そのいわゆる「白と黒の世界」を追い求めて創作活動に 励んでおります。時には字体を、またある時には紙と墨色との組み合わせの妙に、 新鮮な出遭いを感じながら・・・。  数年前から、きものやハギレ、また、帯の柄などを利用した「調和体」作品の制作に 「遙山の「宇宙」を表現しよう」と、取り組み始めました。  どうぞ、「諾(う~ん)」と頷く「書作品」の世界に遊んでください。